ナショナル・ミュージアム・オブ・シンガポール展レポート

世界屈指の国際競争力と文化の多様性を誇るシンガポールの地

2022年4月22日（金）〜24日（日）シンガポール国立美術館にて開催された「ナショナル・ミュージアム・オブ・シンガポール展」が無事に終了しました。現地は未だコロナウイルス感染症による一部制限下だったものの、世界屈指の国際競争力と文化の多様性を誇るシンガポールの地で沢山のお客様で賑わい、盛況の中幕を閉じたということでした。スペシャル・アート・アドバイザリーのジェーン・シシドさんよりいただいたコメントの要約を記しますね。

この展示会はとても心地よく感じました。
それはアーティストたちが誠実だからだと思います。
「有名になろう」などの自己中心的なモチベーションで制作しているのではなく、
制作する「必要」や「情熱」があるから制作しているのだということが作品から伝わってきました。
これは、私だけでなく、私が話した人がみんな言っていたことです。
参加アーティストには若い人もベテランもいますが、
新鮮な視点のある新しいアートが多く、それぞれの作品はアーティスト自身のことや背景、
パワーを共有してくれていました。











若松は現地には伺えなかったのですが、プロモーション会社のスタッフの方やカメラマンさんの撮っていただいた写真から、いかに若松の作品が多くの来場者さまの目を引き、人それぞれに何かを感じていただいていたかを目の当たりにすることができました。普段「なかなか作品が売れない」と嘆いている私ですが、多くの方に興味を持っていただいている事実を胸に、長い目で見てこれからも頑張ってアート活動に取り組んでいこうと気持ちを新たにすることができました。
次はいよいよ5月末の上野の森美術館でのグループ展での展示となります。今年前半のヤマ場であり、これまで海外での展示が多かった若松にとっては国内初の大きな展覧会となります。引き続き、よろしくお願いいたします！